外壁塗装を依頼するなら少しでも安いほうがうれしいですよね。しかし、安さを優先して外壁塗装を行った場合、数年で剥がれてしまい後悔してしまうことも。相見積もりをして数社を比較検討して業者を選定する場合でも、どうか金額だけで選ばないようにしてください。安さの裏には、こんな落とし穴があるかもしれません。
外壁塗装業者の多くは3回塗りを基本としています。しかしお客さんからすれば、塗装後の壁を見ても何回塗ったかは判断できません。悪質な業者はこの「わからないこと」をいいことに、1、2回しか塗らないことがあります。正しい施工方法で塗られなかった塗料は、結果的に耐用年数より早く塗り替え時期を迎えてしまうことになるのです。
塗料には、「ここまで薄めてください」という割合を示す希釈率がメーカーによって定められています。しかし悪質な業者は、希釈率を守らずに薄めて施工していることも。高価な塗料にもかかわらず明らかに他社と比べて安いなと思ったら、その業者は避けたほうが無難でしょう。
見積もりの金額があまりに安い場合、企業努力もあるかと思いますが、快適に暮らしたり、家を守ることを考えると必要な塗装箇所が抜けている場合があります。例えば屋根の塗装が入っていなかったり、手すりなどの付帯部の塗装が入っていなかったり……。合意の上で施工個所を限定するであればいいのですが、知らずにお願いして必要な箇所が施工されていなかったり、最悪「やっておきました」と追加料金を請求される可能性も。相見積もりをしてあまりに金額が違う場合には、きちんと確認をとった方がいいでしょう。
藤和土建工業は以下のような方法をはじめ、予算が少ない場合でもできるかぎり予算内におさまるような施工プランをご提案します。
傷んでいる箇所や外から目立ちやすい部分を優先して塗装し、さほど気にならない部分や機能的に問題がない部分は塗らないという方法でコストを抑えます。
塗料ごとに特徴があり寿命も異なります。当然、グレードが高いほど長持ちしやすいほか、優れた機能を持っています。しかしたとえば、同じ建物でも日当たりが弱い壁面では、低いグレードの塗料でも十分長持ちする場合があるのです。